オーナーが「ピアノ調律師」のピアノ専門店です。ピアノのお困り事はご相談下さい。

ピアノの選び方と種類

ピアノご購入を検討される方は、下記項目から考えて始めてみてはいかがでしょうか。

凡そお好みが纏まれば、ピアノを探し易くなります。

 

まずは考えてみましょう!


設置場所

アップライトピアノ サイズ:約幅150×奥行61×高さ121cm~
グランドピアノ サイズ:約幅150×奥行151×高さ99cm~

*ピアノ設置ガイドはコチラ


ご予算

例)⋆新品アップライトピアノ ヤマハ/カワイ  ¥440,000~
例)⋆新品グランドピアノ   ヤマハ/カワイ ¥1,265,000~
例)⋆中古アップライトピアノ ヤマハ/カワイ  ¥250,000~
例)⋆中古グランドピアノ   ヤマハ/カワイ  ¥900,000~


デザイン(外見)の好み

色:黒、木目調
装飾、背丈など


音やタッチ(弾き心地)の好み

華やかな音、柔かい音など


 

 

 

ピアノの種類

UP アップライトピアノ
家庭用として一般的な竪型ピアノ
連続打鍵は約7回/秒
ダイナミックレンジ(音量幅)狭い
省スペースで設置可能(約1畳)
GP グランドピアノ
初心者~上級者まですべての演奏技術をカバー出来るピアノ
連続打鍵はUPの倍、約14回/秒
ダイナミックレンジ(音量幅)広い
広めのスペース(2~3畳)必要
鏡面艶出し塗装(艶有)
木目 
ウォルナット
マホガニー
チーク
ローズウッド
バーチ など
鏡面艶出し塗装(艶有)
半艶仕上げ塗装(半艶)
高さ コンソールピアノ:110cm前後
UP:120~130cm前後 U1タイプ:120cm~
U3タイプ:130cm~
U5タイプ:130cm~の上譜面台ピアノ
背丈が高いほど、弦が長い、響鳴板面積広い
⇒音量や音の伸びや響きが豊か
GP:100cm前後
奥行 UP:65~68cm
GP:136~276cm
重さ UP:180~280kg U1タイプ:210~256kg
U3~5タイプ:230~285kg
GP:145~415kg
支柱 縦支柱
2~3本、年数により本数や太さが異なります
昔から現在までずっと製造されています
X支柱
ヤマハが1975年~1998年まで製造。
横・斜めの柱強度を出すことで、響鳴板の反り
を保持し、耐久性を高めた構造。
コストがかかるので生産終了しました。
直脚
チッペン(猫脚)
本体一体型脚

直脚

チッペン

本体一体型
デザイン モール装飾
角窓装飾
 
左)モール装飾 右)角窓装飾  
譜面台 上譜面台
譜面台位置が高く、譜面台が邪魔になり難い。
前面から音が聞き易い。
最高級機種のみ採用。


左)ヤマハ上譜面台 右)カワイ上譜面台 下)ヤマハ通常譜面台

きちんと調整されたピアノを購入しましょう!

ピアノは約8000個(グランドピアノは約1万個)もの部品で作られています。

新品購入でも中古購入でも、音やタッチに影響する為、調整は重要になります。

整っていないピアノを使用していると上達も望めません。

*ピアノの調整についてはコチラ

 

新品と中古は、どちらでも良い?

調整や修理をきちんと行っていれば、どちらを選択されても問題ありません。

中古はどのお店でも手入れをし納品されていると思いますが、

新品は製造工場から直行で納品されます。調整は納品後に見直す必要があります。

新品は製造されてから経過日数が浅い為、住環境に馴染むまでは、音や調整が落ち着き難い点が有ります。

弊社で新品販売をする場合は、弊社にて点検・調整を行い納品をしております。

※納期を急ぐ場合、グランドピアノを除く



どこのお店で購入しても同じ?

ピアノの仕上がり(クオリティ)やアフターサービス内容が、販売店によって異なるので同じではありません。

調律師の技術レベルやピアノを何処まで修理調整をするかで、ピアノの仕上がり(クオリティ)に差が出ます。

購入後のアフターサービスも、きちんとメンテナンスが出来ていないとピアノの状態は年々悪くなってしまいます。

 

購入する時、どうしたら良い?

実際に店舗へ出向き、なるべくピアノを細部まで見せてもらい、説明を受けられると良いでしょう。

ピアノの仕上がり具合や購入後のアフターサービスをどのように行っているかを十分にご理解頂いた上で、ご購入申込をされる事をおすすめ致します。

ピアノレッスンを始めて日が浅い場合は、ピアノの状態が良いのか分かり難い事もありますが、分からない事は遠慮なく尋ねてみて下さい。

弊社では分かり易く説明出来る様に心掛けております。

上達してくると、ピアノの変化に気づく事も有るので、その際のアフターフォローも対応可能かも重要なポイントになります。

まとめ

お好みのピアノが良い値段で販売されているか、機能(機構)が十分備わっているか、という事が先行しやすいですが、

修理や調整がきちんと行われている

購入時の良い状態を維持するアフターサービスを行っている


良いピアノを購入するには、上記2点を満たすお店選びを先にする事が実は「重要なポイント」なのです。

いくら良い材質や機能のピアノも、修理や調整がきちんと行われていなければ、その良さは発揮しません。

 

ピアノ購入時の注意点

  1. ピアノ外観は見えるところを見て、実際に確認をしましょう。
    塗面割れが無いか?日焼けしていないか?
  2. 全体的(低音~高音)に音を出して弾いてみましょう。
    音のバランスがおかしくないか? 音の固さが均一か?
  3. 可能ならば、外装を取外してもらい、ピアノ内部を見せてもらいましょう。
    部品の間隔(並び)は均等か? 部品が摩耗していないか?
    天上部の蓋を開け、覗いただけでは内部を全体的に見る事は出来ません。
  4. どこまで修理や調整を行ったのか、説明を聞いてみましょう。
    一台一台使用状況や環境が異なります
  5. 疑問に思う事やなぜ修理が必要だったのかも質問してみましょう。
  6. 保証期間や保証内容、アフターサービス内容を確認しましょう。
  7. 付属品の内容を確認しましょう。
    店舗によってオプションの場合があります

 

お問合せ

お問合せはお問合せフォーム
またはフリーダイヤル0120-87-2188まで

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