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室温と湿度、冷暖房の風、直射日光、ピアノ周辺の物です。

出来る限り、室温25℃前後、湿度50%前後に近づける工夫をして下さい。
温度と湿度の変化が調整を狂わせ、故障や寿命を縮める結果となります。
ピアノの周囲の湿気を少なくするようにお部屋を換気して風を通したりする事も必要です。
理想はエアコンや除湿機と、加湿器を使い、温度と湿度を一定にすることです。

冷暖房器具の風はピアノに直接当たらないようにして下さい。
特にガスや灯油の燃焼した暖気には、水分が発生しますので、ピアノ内部で結露を起こす事があります。
壁や窓等が結露する場合は、お部屋の湿度の上昇に繋がる事もあります。

直射日光はカーテンなどで、防いでください。
窓の外に遮光する工夫が有れば、更に良いでしょう。

ピアノの上に物を置くのもやめましょう。
・ビニール加工してある表紙の本やノート、教材、プラスチック製の消しゴム、おもちゃなどは外装を傷める恐れがあります。
・樹脂製の吸盤は、ピアノの塗装を変化させることがあります。
・水の入った花びんや鉢は、水がこぼれたら故障の原因になります。
・ガラス製品はピアノの音と共鳴して、雑音の原因となります。
・鍵盤の隙間に鉛筆の芯やヘアピンを落とさないで下さい。鍵盤が動かなくなる原因になります。

※ピアノ管理については → コチラ
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